レンタルサーバーをmixhostからエックスサーバーに移転する

レンタルサーバーの導入と設定
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今回はこのサイトを運営しているレンタルサーバーを変更する話です。

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このサイトの運営状況

このサイトは2011年2月に開設したのでもう10年以上も運営しています。

最初はServersMan@VPSというVPSサービスを使ってスタートしました。

ServersMan@VPSのセットアップ その1: ユーザの作成とSSHの設定
今回はServersMan@VPSを契約したら最初にやっておくべきこととして、ユーザの作成とSSHの設定を紹介します。SSHを鍵認証方式に変更するのは若干面倒ですが、セキュリティ向上のため行っておくことをお勧めします。

ところが使用しているうちにスペック上の不満を感じ、VPSサービスをいろいろ比較した上で、お名前.com VPSを利用することにしました。

VPSの移転先を検討する
今回はServersMan@VPSからサイトを移転する先のVPSサービスについて検討します。 条件を明確にして、国内でKVMを使っているサービスを比較したところ、お名前.com VPSが最も自分の用途に合っていることがわかりました。
お名前.com VPSへ移転 その1: VPSの申し込み
今回はお名前.comのVPSサービスに申し込んで標準OSをセットアップしてみます。 ログインして調べてみるとCPUがCore2だったりカーネルが古かったりちょっと気になるところはあるものの、動きは軽快です。

しかしこれでもスペックが厳しくなり、VPSを諦めレンタルサーバーに移行することにしました。

VPSの移転先のレンタルサーバーを検討する
今回はこのブログを開設しているお名前.comのVPSの移転先のレンタルサーバーを検討したことを紹介します。レンタルサーバーはVPSより自由度は落ちますが、同じ費用でスペックが上のサーバーを借りることができます。いくつかのサービスを比較した結果、今回はmixhostを使って見ようと思います。

このときは費用や新規ドメインの取得を考え、mixhostのスタンダードプランを利用してみることにしました。

mixhostのレンタルサーバーで遊ぶ その1: 契約とWordPressの立ち上げ
今回はmixhostのレンタルサーバーに申し込み、WordPressサイトを立ち上げたことを紹介します。mixhostでは契約時にドメインを同時に申し込むと、あっという間にWordPressのサイトを立ち上げることができます。しかもキャンペーンにより12ヶ月以上の契約をすると新しいドメインを永久に無料で利用できます。新しいWordPressサイトを立ち上げたい場合にはかなり魅力的なのではないかと思います。

ちなみにこれは2020年の5月の話です。

このときのmixhostスタンダードプランのスペックは下記のようなものでした。

プラン名スタンダード
メモリ4GB
ストレージSSD 250GB
仮想CPU4コア
転送量4.5TB/月
WebサーバーLitespeed
DB制限無制限
バックアップ無制限
初期費用無制限
試用期間返金30日
月額 (12ヶ月契約時)1078円 (税込み)
その他.comドメインは1個無料

mixhostは随時スペックを更新しており、2023年現在ではこのスペックから変更(基本的には向上の方向)になっています。

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mixhostの値上げの衝撃

mixhostのスペックと価格には満足していたのですが、2022年に二度の値上げがあったのは衝撃でした。

1回目は2022年6月1日に適用されました。

サービス強化と価格改定のお知らせ | mixhost ニュース

メモリ・ストレージ・仮想CPUというスペック向上があったものの、12か月契約では1078円/月から1210円/月に値上げされました。

これぐらいならまだ良かったのですが・・・2022年11月8日から適用される2回目の値上げはかなり大きなものでした。

価格改定のお知らせ | mixhost ニュース

12か月契約では1210円/月から1650円/月への値上げとなりました。元の1078円/月から見ると1.5倍以上の価格です。

私の場合は5月から契約していたため、2022年は値上げの影響を受けなかったものの、2023年の支払いから年間19,800円を支払う必要が出てきます。

3年契約に切り替えれば、値上げ幅は圧縮できますが、1年契約から3年契約に変更する方法を見つけることはできませんでした。

ちょっとこの値上げはダメージがでかいので、mixhostから脱出することを本格的に考えることにしました。

mixhostの契約期間を考えると、2023年4月中には脱出する必要ががありますが、余裕を見て2023年3月に脱出をすることにしました。

移転先の選択

mixhostを脱出することにしたものの、問題はどのレンタルサーバーに移行するかです。

とりあえず人気がありそうなものを比較しました。

サーバーmixhost
エックスサーバー
カラフルボックス
Conoha
プラン スタンダード スタンダード BOX2 WINGパック
ベーシック
SSD 300GB 300GB 300GB 300GB
CPU 6vCPU 6vCPU 6vCPU 6vCPU
メモリ 8GB 8GB 8GB 8GB
1年契約時の費用 1650円/月 1100円/月 1078円/月 941円
SSL 無料 無料 無料 無料
独自ドメイン .comは1個永久無料 ? 2個

スペックはほぼ同一で、違いは価格とドメインのサービスがあるかどうかになってきます。ただし、ここで紹介した価格は通常料金で、契約時は各社ともキャンペーンをしているので比較ちょっと複雑になります。

移転先の決定!

いろいろな悩んだのですが、移転先としてエックスサーバー(Xserver)を選択することにしました。理由は下記の2点です。

  • 検討時点(2023年3月)では、12か月以上の新規契約で50%のキャッシュバックが行われれていた
  • 検討時点(2023年3月)では、A8.netのセルフバック経由でスタンダードを契約すると10000円の報酬が得られた

2つとも2023/3/24までのキャンペーンで、残念ながら既に終了しています。

この記事作成時点(2023年5月では)

  • 12か月以上の新規契約のキャッシュバックは最大35%
  • セルフバック経由の報酬は5000円

になっています。

エックスサーバーの新規契約のキャンペーンの画面のスクショを取得していたので紹介しておきます。

エックスサーバーのキャンペーン

このキャンペーンで12か月で契約すると、2年目からは正規料金(1100円/月)を支払う必要が出てくるので、なるべく長期間で契約した方がお得になります。

そこで思い切って36か月で契約することにしました。

スタンダードプランで36か月で契約すると、支払いは990円×36か月=35,640円の支払いとなります。ここからキャンペーンのキャッシュバックが50%の17,820円、セルフバック報酬が10,000円となるので、実質支払いは7,820円となる見込みです。

これを36か月で割ると・・・実質218円/月となりますので、驚異的なコスパです。

現在では、キャッシュバックもセルフバック報酬も縮小しているので、移転を検討したのが非常に良いタイミングで運が良かったと思います。

また、mixhostからエックスサーバーに移転した情報は多くあるのも重要な点でした。とくに、mixhostで無料で取得したドメインをエックスサーバーに移転して、エックスサーバーでも無料で運用できることが事前に確認できたの大きかったです。


まとめ

今回はこのブログを開設しているmixhostのレンタルサーバーからの移転先を検討したことを紹介しました。

いくつか比較したところエックスサーバーの場合は、新規契約のキャンペーンとA8.netのセルフバックを組み合わせることで、実質支払いを抑えられることがわかりました。

mixhostからのエックスサーバーに移転した事例も複数見つけられたので、移転先はエックスサーバーに決定しました。

次回は実際にmixhostからエックスサーバーに引越しします。

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