現在、coLinuxは安定版の0.6.x系(0.7.x系)と開発版の0.8.x系の2系統が あります。 ここには開発版のcoLinux 0.8.0を インストールしたときの記録を記します。
0.6.x系とそれ以降では設定ファイルの書式が異なりますので、 注意してください。
その0:変更点
0.7.x系列からの変更点。
その1:準備
ホストPC(Windowsマシン)環境の確認と必要ファイルのダウンロード。
その2:インストーラの起動
coLinuxのインストール。
その3:ディスクイメージの準備
ルートディスクイメージとスワップディスクイメージの準備。
その4:設定ファイルの修正と動作確認
メモリとディスクの割り当てと動作確認。
その5:ネットワークの設定
coLinuxでネットワークを使用できるようにします。 以下の4つの選択肢があります。
TAP-Win32でのNAT接続
WindowsマシンとcoLinuxをTAPドライバで接続します。 WindowsマシンはNATルータになります。
TAP-Win32でのルータ接続
WindowsマシンとcoLinuxをTAPドライバで接続します。 Windowsマシンは単純なルータになります。
TAP-Win32を使ったブリッジ接続
TAP-Win32を使ってcoLinuxを既存のネットワークに参加させます。 Windowsマシンはブリッジとなり2つのネットワーク間のデータを転送します。 残念ながらこの方法はWindows XP限定です。 ただし、Windows2000の場合は、 etherbridgeドライバというフリーソフトをもちいると ブリッジ接続が可能となります (詳しくは「Windows2000でTAP-Win32ドライバを使ったブリッジ接続」を参照してください)。
WinPCapを使ったブリッジ接続
WinPCapを使ってcoLinuxを既存のネットワークに参加させます。
その6:追加パッケージのインストール(その1)
telnet・sshサーバ等をインストールして使いやすくします。
その7:ホストPCとのデータ交換(smbfs)
smbfsの設定をしてホストPCとデータ交換ができるようにします。
その8:ホストPCとのデータ交換(cofs)
cofsというcoLinux独自のファイルシステムを使ってホストPCとデータ交換ができるようにします。
その9:VNCを使ったGUI環境
VNCを使ってcoLinuxでGUIを使えるようにします。
その10:ハードディスクの増量
新たなディスクイメージを作成してハードディスクの容量を増やします。
その11:追加パッケージのインストール(その2)
ディスクに余裕ができたのでパッケージをたくさん突っ込みます。
その12:coLinuxをサービスとして利用する
coLinuxをWindowsの起動にあわせて自動的に起動するようにします。
その13:coLinux Managerのインストール
サービス化されたcoLinuxを便利に活用するツールcoLinux Managerをインストールします。
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