今回は海外通販のBanggoodでN-NOEというブランドの新しいノートPCが発売されることを紹介します。
N-ONEについて
N-ONEは中国・深圳に本拠地を置くメーカーです。
これまではNPadというシリーズ名でAndroidタブレットをリリースしてきました。
BnanggoodでもNPadは取り扱っていますし、日本のAmazonでも取り扱っているので知っている方もいるかもしれません。
私の印象はChuwi・Teclast・Alldocubeに続く2番手グループのAndroidタブレットメーカーと言う印象でした。
ここから一歩抜け出すためか、新たにノートPCに手を広げてきました。シリーズ名は「NBook」となるようです。
中華タブレットメーカがノートPCにライナップを広げるというのはよくある話です。
Chiwi・Teclast・AlldocubeもWindowsノートPCをリリースしています。
ノートPC: N-ONE NBook Ultra
最初に紹介するのは高性能タイプの「N-ONE NBook Ultra」です。
ざっとスペックを紹介すると次のようになります。
製品 | N-ONE NBook Ultra | |
---|---|---|
写真 | ||
OS | Windows 11 Pro | |
CPU | AMD Ryzen 7 8845HS 8コア16スレッド 3.8GHz (最大5.1GHz) | |
RAM | 32GB DDR5 | |
ストレージ | 内部 | 1TB SSD |
ディスプレイ | 16インチ 2560×1600 | |
カメラ | 100万画素 | |
音声出力 | 3.5mm | |
ネットワーク | Wi-Fi | WIFI6 |
Bluetooh | 5.2 | |
ボディ | サイズ | 356.5×247.5×19.5mm |
重さ | 1.87kg | |
バッテリ | 5400mAh | |
価格 | 799.99ドル 約118,400円 クーポン「BGJPNBULTRA」適用時 |
英語となりますが、この製品の特徴は次の画像で表されていると思います。
「Versatile Infinity Full Throttle」と記載されているように、様々な用途でフルスロットルで活用できるようにかなり高機能な製品となっています。
例えば、CPUはAMDのモバイル向けプロセッサとして最新のRyzen 8040シリーズで、Ryzen 8845HSはその中でも上位に当たるモデルです。
ターボ時のクロックも5.1GHzと非常に高いだけでなく、AI処理を行うためのNPUを搭載しているのも特徴です。
Ryzen 8040シリーズについては下記の記事がわかりやすいと思います。
そのCPUを支えるメモリも最新のDDR5ですので不足はありません。メモリ容量は32GBとなっていますが、64GBまで拡張可能とされています。
生産性に直結するディスプレイについても16インチと大型で、解像度も2560×1600と高精細になっています。
商品紹介ではディスプレイを最初にアピールしているので、N-ONEとしてはこのディスプレイに自信があるのではないかと思います。
本体重量は1.87kgとやや重いですが、16インチのディスプレイであることを考えれば納得できるのではないかと思います。
また、複数のUSBポートやHMDI出力ポートなどが用意され外部インターフェースが充実しているのも強みです。
リモートワークなどでのネットワークに安定性を考えるとEthernetポートがあったほうが嬉しいですが、それはUSB Type-Cを利用すれば良いということなのだと思います。
ちなみに2つのUSB Type-CポートはAlternate Modeでディスプレイ出力に対応しているようです。
このため、HDMI出力と液晶ディスプレイを含めると最大で4スクリーンの表示が可能になります。
ただしキーボードについては英語配列となっています。この製品が受け入れられるかどうかは英語配列が問題ないかどうかにかかってくると思います。
Banggoodでのセール
これまで紹介してきたように新製品のN-ONE NBook Ultraは非常に高機能なノートPCとなっています。
海外通販のBanggoodでは新製品セールとして、本製品をクーポン「BGJPNBULTRA」で799.99ドルで販売しています。1ドル148円とすると約118,400円となります。
このクーポンの有効期限は2024年2月29日までで、限定20台となります。
馴染みのないメーカーの製品に10万円以上を支払うというのはなかなか勇気がいるところですが、コスパ的には申し分なさそうです。
人柱上等の猛者にチャレンジしもらいたい製品です。
ノートPC: N-ONE NBook Plus
2代目は1.2kgと比較的軽量なモバイルノートPCのN-ONE NBook Plusです。
ざっとスペックを紹介すると次のようになります。
製品 | N-ONE NBook Plus | |
---|---|---|
写真 | ||
OS | Windows 11 Pro | |
CPU | Intel Alder Lake-N N100 4コア4スレッド 1.8GHz (最大2.4GHz) | |
RAM | 16GB DDR4 | |
ストレージ | 内部 | 512GB SSD |
ディスプレイ | 14.1インチ 1920×1080 | |
カメラ | 200万画素 | |
音声出力 | 3.5mm | |
ネットワーク | Wi-Fi | WIFI5 |
Bluetooh | 5.0 | |
ボディ | サイズ | 325.6×223.4×18.8mm |
重さ | 1.2kg | |
バッテリ | 6000mAh | |
価格 | 379.99ドル 約56,500円 クーポン「BGJPNBPLUS」適用時 |
ハイエンド仕様であった「NBook Ultra」から一転して、こちらはスペックを抑えたノートPCになります。
CPUは多くのミニPCで採用されているIntel N100です。Intel N100は、第12世代Coreシリーズが内蔵していたEfficientコア(高効率コア、Eコア)のみで構成されているCPUです。高効率コアだけということで低消費電力に特化したデザインとなるわけですが、意外と(?)使い勝手がよく大人気となっています。
私もIntel N100を搭載したミニPCをレビューしたことがありますが、WebブラウンジグやWord・Excel程度なら問題なく利用できました。
重いゲームは厳しそうですが、Intel N100にメモリが16GBあれば、多くの用途はこなせるという印象です。
NBook UltraはRAM 16GBということで、サブPCとして使うには十分なメモリが確保されています。
SSDは512GBということなのでWebブラウジングや文章作成というような用途でしたら問題ないはずです。
むしろ宣材で気になるのはこの写真かと思います。
この写真を見る限りNBook Plusのディスプレイは360度回転するようです。
このタイプでは、ディスプレイを完全にひっくり返せばタブレットのように使えますし、テントスタイルと呼ばれる自立する体制で動画などを見ることもできます。
このような360度回転するスタイルのディスプレイは、中華ノートPCでは時々見かけるのですが、あまり国内製品では見ることがないのではないかと思います。
360度回転ディスプレイの場合、ディスプレイを支えるヒンジを強くしなければならず、軽量化には不利と思いますが、NBook Plusでは重量は1.2kgと健闘しています。
むしろディスプレイが14.1インチということを考えるとこの重要は優秀かもしれません。
Banggoodでのセール
このNBook Plusは海外通販のBanggoodでクーポン「BGJPNBPLUS」を適用すると399.99ドルで販売しています。1ドル148円とすると約56,500円となります。
このクーポンの有効期限は2024年2月29日までで、限定20台となります。
Intel N100で16GB RAM・512GB SSDのミニPCだと3万円前後だと思います。そうなると14インチディスプレイ・キーボード・バッテリーなどを追加してノートPCの形状にパッケージングする費用が3万円というところで、まあぁ妥当な価格かなと思います。
写真を見る限りデザインはシンプルで良い感じです。他の方とは違うノートPCを探している方は健闘してみてはどうでしょうか。
まとめ
今回は中華メーカーのN-ONEからリリースされたノートPCであるNBook UltraとNBook Plusを紹介しました。
NBook Ultraは高性能ながら価格を抑えた高コスパノートPC、NBook PlusはIntel N100と360度回転ディスプレイが特徴のモバイルノートPCと性格の異なる製品となります。
N-ONEはタブレットでは実績を積んでいますので、今後はノートPCでも期待をしたいところです。
コメント