台湾でプリペイドSIMカードを使う その1: 情報収集

台湾
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前回まではエジプトのプリペイドSIMカード情報を紹介してきました。

今回からは日本人にとって最も近い外国である台湾です。近年では台湾へ旅行する方が多く、日本語情報も充実していることから最も旅行しやすい外国と言うこともできると思います。

台湾以外のプリペイドSIMカード情報については下記を参照してください。

海外プリペイドSIMカードネタまとめ
SIMフリーのスマートフォンで海外のプリペイドSIMカードを利用しています。世界各国でのプリペイドSIMカードの購入方法・設定方法・使い方などを紹介します。

なお私のスマートフォンはSIMロックを解除した状態(いわゆるSIMフリー)です。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあることを確認してください。

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ドコモのローミング情報

いつものように渡航前にドコモのローミング情報を確認します。

この情報でドコモ端末で確実に通信ができる携帯電話会社を把握することができます。また、3G対応やサービスエリアについても確認可能です。最近ではLTEのローミング情報も記載されています。

ドコモの台湾でのローミング情報は下記のページから入手することができます。

台湾でのスマホ・携帯電話の利用料金を調べる | NTTドコモ
台湾でのドコモのスマホ・ケータイによる通話やネット(データローミング)の料金をご案内します。お使いの機種により対応エリアやサービスが異なるため渡航前にご確認ください。

2019年10月からドコモのローミング情報サイトが変更になり、選択した機種のローミング情報のみが表示されるようになってしまいました。

ちょっと使いにくくなった気がします。

2018年12月現在の状況は次の取りです。

ドコモの情報

名前が省略形でわかりにくいのですが

  • FET: Far EasTone (ファーイーストーン)
  • TWM: 台湾モバイル
  • Chunghwa: 中華電信

となります。

台湾モバイルだけはLTEが使えないことになっています。台湾はLTEが進んでいると思いますので、ドコモがローミング契約していないのか・周波数が特別なのかいずれかなのだと思います。

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Wikipediaの情報

Wikipediaには各国の携帯電話会社の情報がまとまっています。

台湾の方法は下記になります。

List of mobile network operators in Asia and Oceania - Wikipedia

2018年12月現在の状況は次の取りです。

Wikipediaの情報

ここでチェックすべきなのは、会社の規模と周波数です。

会社の規模についてはSubscribers(回線数)で判断します。中華電信(Chunghwa)が最大のキャリアで、台湾モバイルとFar EasToneが2番手、Asia Pacific TelecomとT STARは大きく引き離されています。

台北・高雄などの大都市圏ならばどのキャリアでも大序部と思いますが、地方を旅行する方は上位3キャリア(中華電信・台湾モバイル・Far EasTone)にした方が無難です。

またLTEの情報の部分についてはオレンジのアンダーラインを引いておきました。大手3キャリアについてまとめると次のようになります。

中華電信 B3(1800MHz), B7(2600MHz), B8(900MHz)
台湾モバイル B3(1800MHz), B28(700MHz)
Far EasTone B3(1800MHz), B7(2600MHz), B28(700MHz)

LTE B3はドコモでも利用されているので、ドコモ向けに対応しているスマートフォンなら間違えなく使えると思います。また、LTE B28も使われているので、最近のドコモ向けスマートフォンなら対応しているはずです。

一方、中華電信で使われているB8は日本だとソフトバンクのみが使っていたと思います。また、B7は日本では使われていないかもしれません。

対応周波数を考えると、ドコモ向けスマホユーザの方は台湾モバイル・Far EasToneが無難ソフトバンク向けスマホユーザの方は中華電信が無難な気がします。

なお、3Gについては2100MHz(B1)が使われていて、これは全てのスマートフォンで対応しているので心配は無用です。

iPhoneの場合は非常の多くのバンドに対応しているので、対応周波数については問題ありません。どのキャリアでも快適に利用できると思います。

インターネット上の情報

日本から台湾へ行く方は非常に多いため「台湾 プリペイドSIM」でググると大量にブログなどが出てきます。

正直なところ改めて紹介する必要もないくらいです。

とりあえず私は下記のページを保存して台湾に向かいました。

http://taiwanwind.jp/convenience-prepaid-sim-beginner/

私は桃園国際空港のターミナル1に到着し4日間の滞在をする予定でした。

上記のサイトから

「桃園国際空港では3大キャリア(中華電信・台湾モバイル・Far EasTone)のプリペイドSIMカードが300台湾ドル(5日間・無制限)で購入できる」

という情報がわかったので十分でした。

ちなみにAPN情報は下記のようになります。

  • 中華電信
    APN internet
    ユーザ名 なし
    パスワード なし
  • 台湾モバイル
    APN internet
    ユーザ名 なし
    パスワード なし
  • Far EasTone
    APN internet
    ユーザ名 なし
    パスワード なし

非常にわかりやすいです。

まとめ

今回は事前に調査した台湾のプリペイドSIMカード事情について紹介しました。

台湾のプリペイドSIMカード事情については日本語情報がかなり充実しており、改めて記事を作成する必要もないぐらいです。

対応周波数についてもAndroidならば台湾モバイルとFar EasToneが無難で、iPhoneならばどのキャリアでも問題なさそうな感じです。

次回は桃園国際空港の状況を紹介します。

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