前回はヨルダンのプリペイドSIMカード事情を調べてみました。今回はいよいよ現地で購入です。
今回はエミレーツ航空でドバイからアンマン国際空港(クイーン・アリア国際空港)に到着しました。ヨルダンに来る方はほとんどの方がこの空港から入国するのではないかと思います。
なお、私のスマートフォンはSIMロックを解除してあります。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあること(いわゆるSIMフリー状態)を確認してください。
アンマン国際空港(クイーン・アリア国際空港)の販売状況
アンマン国際空港に到着し、預け入れ荷物を受け取って税関を抜けると到着ロビーです。
この税関を抜けたら左側に進むと、Umniash・Zain・Orangeの店舗(というかカウンター)があります。到着直後にSIMカードがすぐに入手できる仕組みです。
- クイーン・アリア空港のフロアマップ(https://qaiairport.com/en/while-you-are-here/Pages/Terminal-Map.aspx)
私が到着したのは午前10時頃でした。Umniash・Zainのカウンターともに、待ち客が2・3人いるという状況でした。Orangeのカウンターについてはあまり注目していなかったのでよく記憶していません。
Zainの販売状況
事前調査からZainを第一候補としていたので、まずZainのカウンターで話を聞いてみました。カウンタはこんな感じです。
Zainの店員さんにインターネットができるプリペイドSIMカードがあるかと聞いてみたところ次のパンフレットを渡してくれました(クリックで拡大します)。
これは事前に調査した「Mish Tabee 3i」というプランです。右側のページにプランの詳細が書かれています。
プラン名 | Mish Tabee 3i 3 | Mish Tabee 3i Turbo | Mish Tabee 3i Nitro |
---|---|---|---|
データ通信量 | 1GB | 5GB | 7GB |
Zain間通話 | 3000分 | 5000分 | 無制限 |
Zain以外との通話 | 60分 | 50分 | 500分 |
SMS | 60通 | 50通 | 50通 |
プランの月額 | 6JD | 9JD | 15JD |
空港での支払い総額 | 12.5JD? | 18.1JD | 不明 |
各プランの月額と空港の支払総額の間に差がありますが、どうもSIMカード自体の金額と手数料が加算されているようです。
もしかしたらプランに加入せずにプリペイドSIMカードだけの購入もできたかもしれませんが、基本はこの三つのプランから選ぶようです。
ZainのプリペイドSIMカードを購入!
というわけで今回は上記の3つのプランから選ぶことにしました。1GBと5GBの間のプランがほしいところですが、存在しないので今回は余裕をもって5GのMish Tabee 3i Turboで購入することにしました。
購入に際してはパスポートを提示する必要があります。また、支払いはクレジットカードでもOKです。到着したばかりでヨルダンの通貨を持っていなかったのでクレジットカードで支払えるのは助かります。
カードで支払いをすると
- プリペイドSIMカード
- プリペイドSIMカードの支払いのレシート
- リチャージ(TOP UP)の支払いのレシート
を渡してくれます。リチャージと「Mish Tabee 3i Turbo」のアクティベーションは店員さんがお店の機械でやってくれます。
下記が購入したプリペイドSIMカードです。SIMカードは通常・マイクロ・ナノの3つのサイズに対応しているタイプです。通常・マイクロの両対応タイプはよく見ますが、3サイズ対応は初めて見ました。
プリペイドSIMカードの支払いのレシートは次のようになります。モザイクをかけていますが、丸で囲まれた部分(Subscriber No)に自分の電話番号が書かれています。これ以外に自分の電話番号を知る手段がなさそうなのでなくさないようにしましょう。
ちなみにSIMカード自体の値段は税込で5.164JDとなっています。
もう一つのレシートは次の通りです。このレシートはリチャージ(TOP UP)分の支払いを示しています。「Denomination: 9」となっているので9JD(ちょうどMish Tabee 3i Turboに必要な金額)をリチャージしていますが、支払いが12.946JDとなっています。税金が16%かっているとしても手数料で2.5JDほどとられているようです。
まとめ
今回はアンマン国際空港(クイーン・アリア国際空港)でZainのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
Zainを含む3社の店舗は空港にあるためプリペイドSIMカードは簡単に入手することができます。手数料がかかるものの空港ですぐにSIMカードを入手できるのは魅力です。
次回はこのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介します。
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