前回はバーレーンのBatelcoのプリペイドSIMカードを使えるようにしたことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。
私がBatelcoのプリペイドSIMカードを購入したのは2019年8月になります。状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
データ残量確認
プリペイドSIMカードはあとどれくらい使えるのかが気になるところです。
バーレーンのBatelcoでは「*888#」で表示されるメニューで確認することができます。
メニューが表示されたら「1」を送信して「Balance Enquiry」を選択します。
次に残高を調べる番号を選択できますので「1」の「Check your number」を選択します。
これで画面に残高とSIMカードの有効期限が表示されます。
そしてすぐにSMSが送られてきて、データ残量に関する情報を知らせてくれます。す。
「Remaining」というところがデータ残量です。
ちなみにデータ残量が少なくなってくるとお知らせのSMSが自動的に送られてきます。私の場合は75%を消費した時点でお知らせが来ました。
そしてデータ通信量のすべてを使い切ると次のようなSMSが送られてきます。
これ以降のデータ通信はかなり高額になりますので注意してください。
バンド (周波数)
事前の調査ではBatelcoが使用している周波数は次のようになっていました。
Batelco | 3G | B1 (2100MHz) |
---|---|---|
LTE | B3 (1800MHz) |
バーレーン滞在中に実際に確認してみると、LTEはバンド1とバンド3を利用していることがわかりました。
LTEのバンド1と3は非常に一般的な周波数なのでほとんどすべてのスマートフォンで利用できると思います。
通信速度
バーレーン滞在中に測定した結果が1回分だけ残っていました。
結果としては十分高速です。これだけ通信速度が出ればまず不満を感じることはないでしょう。
サービスエリア(カバレッジ)
Batelcoのカバレッジはよく人が住んでいるところならほとんどのところでLTEでつながると思います。
ただ、バーレーンは人口が偏在しているため人口密度が極端に低い地域もあります。
そのようなところだとLTEでつながらず、ひどい場合には2G(Edge)になってしまいます。実際にアル・アリーン野生動物公園に行ったときにはつながりが悪かったことを覚えています。
まとめ
今回は中東のバーレーンでBatelcoのプリペイドSIMカードを使った様子を紹介しました。
BatelcoはLTEのつながりもよく通信速度は速くて快適です。僻地に行ったときには2Gになってしまうことがありますが、通常の旅行者なら心配ないと思います。
次回は同じ中東のクウェートのプリペイドSIMカードを紹介します。
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