Nexus5で遊ぶ その5: ブートローダのアンロック

アンロック Nexus 5
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前回はルート化作業を行うためにWindows PCにUSBドライバをインストールしました。

今回はいよいよブートローダのアンロックです。ブートローダのロックを解除しないとルート化はできないのですが、ロックを解除するとすべてのデータが消えてしまうので要注意です。

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ご注意

一応お約束のご注意です。

  • アンロックしてしまうと改造となりメーカ補償が受けられなくなる可能性があります
  • 操作ミスによりNexus5が再起不能になる可能性もあります
  • すべてのデータが消去されます

すべては自己責任で行いましょう。

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準備

以下の準備を済ませておきます。

Nexus5で遊ぶ その3: ルート化の準備
今回はNexus5をルート化するための準備を紹介します。行った内容はNexus Root Toolkitの導入とUSBデバッグの有効化です。ここまでは特に問題なく進められると思います。
Nexus5で遊ぶ その4: ルート化用にUSBドライバをインストール
今回はNexus Root Toolkitの手順に従ってUSBドライバのインストールを行います。ブログにすると面倒ですが、実際は画面にしたがっていけばよいので、英語がある程度理解できればそれほど難しくありません。

また、データがすべて消されてしまうので、消されてしまって困るデータがある場合はバックアップをしておきます。バックアップが必要な場合はNexus7のときの話が参考になるかもしれません。

Nexus7で遊ぶ! その37: ルート化前のバックアップ
今回はルート化の前にバックアップを行います。 Wug’s Nexus Root Toolkitを使っても内蔵ストレージのバックアップには失敗したので、今回はUSBでPCと接続して普通にコピーすることで対処しました。

またNexus5をUSBデバッグモードにしている状態でUSBケーブルでWindows PCとつなげておきます。

アンロック!

それでは作業を開始します。Nexus Root Toolkitを起動します。Your model typeが自分のNexus5とあっていることを確認したうえで、「Unlock」を選択します。

Nexus Root Toolkitの画面

すると注意画面が出ます。「完全に消去される(COMPLETELY WIPED)」とわざわざ大文字で警告されています。

Nexus5のデータが消えてもよい状態ならばここでOKを選択します。

アンロック前の注意事項

次にNexus5のブートローダ画面に遷移する方法を確認されます。Nexus5の状態が通常に起動した状態であるならば「はい」(この後、Nexus Root Toolkitによりブートローダ画面に遷移させる)を、すでにNexus5がブートローダ画面になっている場合(ボリュームボタンの下を押しながら電源を入れていた場合)は「いいえ」を選択します。

ブートローダへの遷移

ここで「はい」を押した場合はNexus5が再起動します。そしてWindows画面には次のように表示されます。

ブートローダ画面での操作内容説明

ここでNexus5の画面を見ると次のように「Unlock bootloader?」という画面になっているはずです。この画面でボリュームの上下ボタンを押すと画面下部の「YES」「NO」を選択できます。「YES」を選択した状態で電源ボタンを押します。

アンロック画面

するとNexus5の画面はブートローダの画面に戻りしばらくアンロック処理を行います。1分ほどたってアンロックが完了するとリブートします。Windowsには次のようなメッセージが出るはずです。

アンロック後の操作手順

Nexus5はしばらく(数分)下記のようなドロイド君のアニメーションが表示されます。

アンロック中

数分経って、「Welcome」画面(買ってきて最初に表示される画面)が表示されればOKです。先ほどのWindows画面のほうは「OK」を押して閉じておきます。

再設定

初期設定は飛ばしてしまってよいようです。

言語の選択と日時の設定だけは行っておき、Googleアカウントなどは飛ばしてしまってください。

初期設定が終わったら次の操作でUSBデバッグモードをONにしておきます。

  1. 「設定」→「端末情報」で「ビルド番号」の部分を7回連打
  2. 「設定」→「開発者向けオプション」で「USBデバッグ」をオン

アンロックの確認

ここでいったんブートローダに入ってみましょう。

電源を一度オフにしたあと、ボリューム下キーを押しながら電源を入れてみます。

ブートローダ画面(ドロイド君が開腹状態で寝ている画面)の左下の「LOCK STATE」を確認してみます。うまく言っていれば「unlocked」となっているはずです。

アンロック後のブートローダ画面

ブートローダ画面から抜けるには電源ボタンを押せばOKです。

まとめ

今回はNexus5のブートローダをアンロックしました。

Nexus Root Toolkitの指示に従えば問題なく進められると思います。注意する点はアンロックによりNexus5が完全に初期化されてしまうことぐらいです。

次回はルート化に進みます。

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