Nexus5で遊ぶ その1: 北米版Nexus5を調達

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前回まではメールサーバを構築する話をしてきました。

今回からは話題が変わってGoogleのNexusブランドのスマートフォンNexus5についての話題です。

これまでドコモのスマートフォンAQUOS PHONE ZETA SH-02EのSIMロックを解除して海外でプリペイドSIMカードを使ってきましたが海外でLTEが使えないという問題がありました。

そこで海外でLTEが使えてSIMフリーのスマホということで今更ながらNexus5を調達することにしました。

Nexus5について

Nexusはご存じのとおりGoogleブランドのスマホ・タブレットです。

スマホ版のNexusの最新はNexus6ですがこれはいわゆるファブレットと呼ばれる大型な端末になります。そこでNexus5の出番です。Nexus5は2013年末の発売ですが、性能は高くまだまだ使うことができます。サイズも5インチとコンパクトであることから名機という評判もあります(弱点はバッテリのようですが)。

また、魅力の一つとして対応周波数の多さがあります。対応周波数が多いと世界各国で使える可能性が高まります。iPhone5/6にはかないませんが、Android端末ではNexus5は対応周波数が多いほうなので、旅行者向けの端末ということができます。

2つのNexus5

Nexus5には北米向けのD820とグローバル向けのD821があります。日本のYモバイルから発売されているNexus5はグローバル向けのD821です。

D820とD821の違いは対応周波数です。日本国内でのMVNOのほとんどがドコモの電波を使っているので、ドコモのバンドも載せておきます。

  • WCDMA (3G)
    バンド 1 2 4 5 6 8 9 19
    D820  
    D821    
    ドコモ        
    (東名阪)
  • LTE
    バンド 1 2 3 4 5 7 8 17 19 20 21 25 26 28 41
    D820            
    D821                  
    ドコモ  
    (東名阪)
                    予定  

WCDMAはD820とD821で対ドコモという面ではほとんど違いがありません。D820はバンド19が使えるのですが、この800MHz帯はバンド6があればほぼ使用できるようなのでつながりやすさという面ではほとんど違いがないと思います。

LTEに関しては違いが出てきます。バンド3を取るかバンド19を取るか、ということになります。バンド3は、東名阪地域でのみ利用されている周波数ですが、高速な通信が可能です。一方、バンド19はいわゆるプラチナバンドと呼ばれる周波数のため、屋内や建物が多いところでつながりやすい周波数です。また、郊外でも利用されています。

そこで今回はプラチナバンドを取って北米版を入手してみることにしました。

北米版Nexus5の入手方法

北米版のNexus5は国内では売っていません。入手方法としては

  1. 輸入業者から購入する(Amazon等で売っています)
  2. ヤフオクなどのオークションで入手する
  3. 個人で輸入する

になると思います。一番手軽なのは1ですが値段は高くなります。2のオークションは安く手に入れられる可能性がありますが、多くの場合中古になります。3の個人輸入はハードルは高いですが安く、状態がよいものを入手できるかの世があります。

私はネタ作りの意味を込めてあえて面倒な個人輸入に挑戦してみました。

北米版Nexus5の個人輸入

個人輸入をしようと思ったのは良いですが、問題はどこから入手するかです。

ebayを使ってアメリカから調達するのがよいかもしれませんが、送料などがかかってかえって割高になります。

そこで今回使ったのは中国の通販サイトAliExpressです。AliExpressは中国の業者が海外(中国国外)の顧客に対して通販をするサイトで、多種多様な販売元の集合体です(楽天みたいな感じ)。

中国というと偽物等をつかまされる恐れもありますが、AliExpressの場合はBuyer Protectionという仕組みがあり、注文した人が「受け取った」という処理をしない限り支払いが行われません(ただし、60日だかなんか経過すると自動的に支払うことになる)。

買い手が保護されているので、ある程度は安心して使うことができます。

AliExpressでの発注

AliExpressのURLは下記になります。日本語版は機械翻訳のため、可能であればグローバル版を利用することをお勧めします。

もう一つおすすめなのがAliExpressのモバイルアプリです。

モバイルアプリでないと出てこない商品や特別割引もあるので、モバイルアプリを使ってみることをお勧めします(ただし英語のみ)。ここでは簡単にモバイルアプリを使った発注方法を紹介します。

まず、AliExpressのモバイルアプリを立ち上げ、画面上部の虫眼鏡アイコンをタップして「nexus 5 d820」と入力します。

AliExpressアプリで検索

これで検索結果が出ますが、これだとケースや液晶フィルムも検索結果に含まれるので、スマートフォン本体だけに絞り込みます。画面右下の「Attribute」とタップすると絞り込みのオプションが表示されます。

AliExpressアプリの検索結果

ここで「Categories」をタップして、表示される一覧から「cellphone」を選んだあと「APPLY」を選択します。

AliExpressアプリの検索結果の絞り込み 1AliExpressアプリの検索結果の絞り込み 2

これで北米版のNexus5(D820)を売っているショップに絞り込まれます。ちなみに「Free Shipping」と書かれているのは送料無料のお店です(ただし送料無料の場合は配送に2~3週間かかる)。

AliExpressアプリの検索の絞り込み結果

あとは一つ一つショップを確認していきます。Nexus5の場合はメモリサイズが16GBと32GBがあります。値段が安いものは16GBのことが多いので注意します。また、販売実績(○○ Ordersと書いてある)やフィードバックがよいお店を選ぶとよいでしょう。

今回はこのお店を見てみます。

Nexus5の販売店

スクロールをすると「Item Description」という欄があるのでそこにある「・・・」のボタンをタップして商品の詳細情報を確認します。ここで必ず確認した方がよいのは「Item Condition」の欄です。この商品が新品なのか中古なのかが記載されています。このお店は「Refurbished」となっています。「Refurbished」は日本語でいえば「再生品」です。中古品の外装等を交換して新品同様にしたものです。AliExpressに生産終了のはずのNexus5の在庫がおいのはほとんどが再生品だからです。もちろん探せば新品もあるのですが値段がずっと高くなります。

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商品に納得したら購入手続きに入ります。値段に幅がありますが、これは購入するモデル(ROMサイズ)や色を決めると確定します。とりあえず「BUY NOW」をタップします。

注文の開始

するとモデル・色・個数を選ぶ欄が出ますので選択します。今回は32GBの黒を1個注文してみます。

モデル・色・個数の選択

なお、この画面をスクロールして表示される「Free Shipping」というところをタップすると配送方法が選べます。送料無料の方法だと15~60日かかりますが、有料のEMSかDHLを使うと1週間以内に到着します。急ぎの場合は有料の配送方法を使う手もあるでしょう。

配送方法の指定

「APPLY」を選ぶと注文の確認画面になるので、モデルや価格を確認します。この時点では219.99ドル、およそ25000円でした。

AliExpressのアカウントを作っていて、モバイルアプリでログイン済みだとこの時点で配送先の住所なども表示されます。会員登録をしていない場合はこのあたりで住所や名前を入れるのではないかと思います。住所は英語で入力します。「東京都千代田区千代田1-2-3」ならば「Chiyoda1-2-3, Chiyoda-ku, Tokyo」となります。

問題なければ「CONTINUE」です。

注文の確認

最後にクレジットカードの情報を入力して「Pay Now」とすれば注文完了です。

決済

まとめ

今回はこれまで使ってきたAQUOS PHONE ZETA SH-02Eに変わるSIMフリースマホとしてNexus5を選定し、そのNexus5を中国の通販サイトAliExpressで注文したことを紹介しました。

グローバルで発売しているスマホだと、このように個人輸入も可能なのが魅力なところです。Refurbish(再生品)とのことですがどのような状態なのかも楽しみなところです。

次回は今回注文したNexus5の到着までを紹介したいと思います。