前回まではIIJmioのSIMでの設定などを長々と紹介してきました。
実は私がIIJmioに移転してからはもう半年弱ほどたっているので、実際に使ってみた感想を紹介したいと思います。
データ通信
まずはメインの用途であるデータ通信(インターネット通信)の感想です。
データ通信量
とりあえず様子見ということで、2GB/月のプランで契約しましたが、いまのところデータ容量不足にはなっていません。たまたま途中で海外に行く機会がありその時に消費しなかった分が繰り越されて割と余裕がある状態で運用できています。これはデータ通信量の繰り越しに対応しているIIJmioのいいところだと思います。
3月から3GB/月に増量されるので当面心配ななさそうです。たた、以前よりも通信量を気にかけるようになったのは確かです。
待ち合わせの暇つぶしとかでWebを見まくってしまうと、ちょっと使いすぎたなぁ、という気分になります。
また、家を出る前に、Wi-Fiで後で読むデータを取り込んでから出発するようになりました。私は産経新聞アプリをよく使っているのですが、このアプリはかなりのデータ受信を必要とするので、必ず家を出る前にダウンロードするようにしています。
データ通信速度
詳しい調査結果は下記のようなページを見た方がよいと思います。
格安SIMの速度比較テスト【春】 ドコモより通信速度が速い格安SIMがあった(リンク切れ)
IIJmioはちょっとよくないような値が出ていますが実際使った感想がどうかというと、「確かにたまに遅い気がするけど実用上は問題ない」という感触です。
確かに昼休みの時間帯は遅いのですが、私がいる場所が電波が非常に悪く、遅いのはそのせいだと考えています。そもそも私のスマホAQUOS PHONE ZETA SH-02Eはパケ詰まりで割と有名な機種なので、IIJmioだから遅いとは言い切れない状態です。
私はスマホで動画を見たりすることがないので、数Mbps出ればだいたい事が足ります。これからユーザが増えるとどうなるか、ちょっと心配ですが現時点としては不満はありません。
クーポンのオン・オフ
IIJmioでは設定ソフトを使って高速通信(クーポン)をオン・オフすることがでます。オフにすると最大通信速度が200Kbpsに抑えられる代わりにデータ通信量としてカウントされなくなります。
実験として1週間ほどクーポン・オフの状態をメインにして運用してみたのですが、意外なことにな普通に使えてしまえました。使い方として、ニュースサイトを見るぐらいなら200Kbpsでも何とかなります。
音声通話
元から音声通話はめったにしないのですが、IIJmioに変えてからさらに電話をしないようになった気がします。また、電話代を抑えるため「楽天でんわ」を忘れずに使うようにしました
4月からはIIJmioでも「みおふぉんだいやる」という名称で電話料がおよそ半額になるサービスを始めたので、楽天が嫌いな人は「みおふぉんだいやる」を活用して通話だを減らすようにするとよいでしょう。
なお、通話の音声品質はドコモと全く一緒です。
Wi-Fi (公衆無線LANサービス)
私のIIJmioのSIMカードはビックカメラで購入したBIC SIM Powered by IIJmioになります。このSIMには通常のIIJmioにはない公衆無線LANサービスがついてきます。
格安SIMの検討をしているときにBIC SIM Powered by IIJmioにした理由の一つがこの公衆無線LANサービスでした。
じかし、実際に使ってみた結果としては「期待外れ」という状況です。私の行動範囲に無料で使えるWi2 300のアクセスポイントがなく、すべて有料のプレミアムエリアなのです。
無料なので文句は言えないのですが、結局Wi2 300の公衆無線LANサービスはほとんど利用していません。
電話料金
そして肝心の電話料金ですが、ほとんど電話しないことから
- ドコモ時代: 約6300円/月
- IIJmio時代: 約1700円/月
という結果になりました。毎月4600円の差です。ドコモの解約、および、IIJmioの契約で手数料がかかりましたが、1・2ヶ月で取り返せる計算です。
1年にすると5万円以上の差が出るので新しいスマホが変えてしまいます。通話をしないユーザは正直なところドコモを使い続ける必要性がない気がします。
まとめ
今回は約半年間IIJmioを使ってみた感想を紹介しました。
通常の使用感では全く問題はなく、携帯電話料金も三分の一以下になり大満足です。本当に転出してよかったと思っています。携帯電話料金に困っている方は格安SIMは検討するべきだと思います。
次回はスマホネタを少々離れてWordPressの話題です
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