昨日 GeekBuyingのOnePlus5の先行予約販売の紹介をしたばかりで連続となりますが、今回は注目のミニPCのGPD Pocketです。
GPDはミニPCとして人気となったGPD Winで一躍有名になったPCメーカです。
GPD PocketはそのGPDの新製品となります。
GPD Pocketとは
GPD PocketはGPDが企画したミニPCで、クラウドファンディング(Indiegogo)で資金集めをしたことから注目を集めました。
日本でもMakuakeというクラウドファンディングサイトで資金を受け付けていました。
このGPD Pocketの特徴は「フルキーボードを備えたミニPC」と言うという点です。
公式サイトは下記になります。
話題となったGPD Winはあくまでもポータブルゲーム向けのミニPCにキーボードがついているという感じでしたが、GPD Pocketはタッチタイプができるサイズのキーボードが搭載されています。
以前、ソニーがVAIO Type-PというミニPCを発売していたことをご存じの方がいるかもしれません。
GPD PocketはこのVAIO Type-Pに近い製品と言えそうです。
GPD Pocketのスペック
それではGPD Pocketのスペックを紹介していきます。
製品名 | GPD Pocket |
---|---|
写真 | |
CPU | Intel Atom x7-8750 クロック 1.6~2.56GHz |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
ディスプレイ | 7インチ 1920×1200 マルチタッチ対応 |
通信 | Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth: 4.1 |
I/F | USB Type-C 3.0×1 USB Type-A 3.0×1 HDMI D-Type×1 3.5mmヘッドフォン×1 |
入力 | QWERTYキーボード トラックポイント |
バッテリ | 7000mAh |
サイズ | 180×106×18.5mm |
重量 | 480g |
価格 | 495.99ドル |
CPUはモバイル系のCherry Trailといわれるチップで、残念ながらCore-iシリーズではありません。
しかし、CPUクロックが最高で2.56GHzまで上がる上位版を使っているのである程度のレスポンスは確保できていると思います。
また、RAMが8GBあるのでCPUの遅さをカバーできるのではないかと思います。
サイズは底面積から見るとB6サイズ(182×128mm)より一回り小さいぐらいです。B6サイズはB5の半分ですから、Let’s noteの半分の底面積と考えてよいでしょう。
これはかなり小さいです。
新幹線でビジネスマンが使うノートPCではLet’s noteのシェア(いわゆる新幹線シェア)が非常に高いといわれますが、新幹線でGPD Pocketを開いて仕事をしたら目立つこと間違い無しです。
なお、OSはWindows 10 Home (英語版か中国版か不明。日本語言語パック入れれば日本語使用可能)です。Ubuntuも動くようですが、非サポートかつWindows10と排他利用と言うことでちょっと敷居が高いです。
GPD Pocketの特徴
これ公式サイトを見るのが手っ取り早いです。
英語ばかりですが、写真と見出し文字だけで特徴が伝わるはずです。
とにかくコンセプトは「超小型PCで普通のモバイルPCの体験を提供する」と言うことにあります。このため、メモリを8GB搭載したり、CPUをCherry Trailの最上位モデルにしているようです。
そして、ウリとなるのがキーボードです。
残念ながらベースとなるキー配列は日本語配列(JIS配列)ではなく英語配列となります。
そしてキー配列の記号列(右側2列)を省略しているもの、アルファベットと数値は押し込んでいます。
キーを小さくしてキーの数を増やすより、タッチタイプ可能なキーサイズを確保することを選択したのでしょう。
記号キーが特殊な位置にあるのでコーディングには向かないかもしれませんが、アルファベットキーの利用が主な文章入力ならばなんとかなりそうです。
個人的にはAキーの左隣をCtrlキーに変更してこのCtrlキーを多用するので、GPD Pocketの配列はちょっと苦労しそうです
さらに手っ取り早く製品の様子を知るにはGeekBuyingのYoutube動画を見ましょう。
動画は英語ですが聞き流してOKです。
映像を見ているだけで、化粧箱の取り出しから、GPD Pocketの外観までよくわかります。
ビデオに出ている人の体格がわからないのが残念ですが、GPD Pocketがかなり小さいことがわかると思います。
GeekBuyingでの先行予約販売
ここからが本題です。
海外通販GeekBuyingではOnePlusの発表に合わせて先行予約販売を開始しています。
現在GPD Pocketは日本の通販ではあまり取り扱っていないようで、入手をするならば海外通販がおすすめです。
今回GeekBuyingでは先行予約販売と 495.99ドルでGPD Pocketを販売しています。
GeekBuyingのマーケティング担当者からの情報によると「初回の入荷数は少なく発送はおそらく7月10日ぐらいになりそう」とのことでした。
出荷は注文順でしょうから後回しにされたくない方は早めに注文した方が良さそうです。
私がざっと調べたところ、現在GPD Pocketの注文を受け付けている通販サイトはかなり少なく、GeekBuyingぐらいです。
また、他のサイトの予定価格と比べてもGeekBuyingの495.99ドルというのは明らかに安くなっています。
いち早く手に入れたい場合はGeekBuyingを利用すると良いでしょう。
まとめ
今回はGeekBuyingで注目のミニPC GPD Pocketの先行予約販売を開始したことを紹介しました。
GPD PocketはミニPC GPD Winで注目を集めたGPDの新製品です。7インチディスプレイにタッチタイプ可能なキーボードという組み合わせで、ゲームだけでなく文章作成にも使えるPCとなっています。
なかなか入手が困難なようですので、早めに手にいれて新幹線や飛行機でどや顔したいところです。
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