Woodyのインストール その3: パーティションの作成

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ハードディスクのパーティション作成

準備

次に、ハードディスクのパーティションの設定をします。 これをやるとそのハードディクスの中身は消えてしまいます。これ以降は後戻りできませんのでご注意を。

決心がついたら「次 : ハードディスクのパーティションを切る」を選択します。

hdd-partition-1

画面が変わって、認識されているハードディスクが表示されます。 「/dev/hda」は、プライマリIDEのマスターに接続されているされているドライブです。これを選択します。

hdd-partition-2

次にLILOの制限(画面)、 ReiserFSでの注意(画面)が表示されるので読んでおきます。 古いPCにインストールする人はLILOの制限をよく読んでおきましょう。

ReiserFSでの注意のところで「続行」を押すと、パーティション分割ソフトの画面に移行します。 ハードディクスが本当の新品だったりすると

No partition table or unknown signature on partition table
Do you wish to start with a zero table [y/N] ?

と表示される場合もありますが、「y」を押しておきます。

ここでようやくパーティションの設定画面です。

cfdisk

(この画面はエミュレータのキャプチャなので、HDDのサイズが1GBになってます。)

パーティションは最低でも、通常のLinux用パーティションとswap用パーティションの2つを作る必要があります。 本来は、Linux用のパーティションは目的別に複数に分けるべきなのですが、ここでは面倒なので1個のパーティションで運用します。

空きパーティション(FS TypeがFree Spaceのやつ)がない場合は、いらないパーティションを削除します。 上下キーでいらないパーティションを選択して、 左右キーで[ Delete ]を選択して、「ENTER」を押せばパーティションを削除できます。

通常のパーティションの作成

まず、通常のパーティションを作ります。 作るには、空きパーティションを上下キーで選び、左右キーで[ New ]を選択して「ENTER」です。 その後、[Primary]を選択して、「ENTER」です。

ここでサイズを求められるので、「(表示されているサイズ) – (swapパーティションにする予定のサイズ)」を入力します。 swapパーティションのサイズは昔から実メモリの2倍程度と言われています。 しかし、今回は実メモリを1GBも積んでいるので、swapパーティションは1GBとします。

表示されているサイズは、30729.65なので、

Size (in MB): 29705.65

として「ENTER」を押します。その後は、パーティションを配置する場所を聞かれるので[Beginning]を選択します。

このパーティションからLinuxを起動するので、上下キーで今作ったパーティションを選び、 左右キーで[Bootable]を選んで、「ENTER」を押します。

swapパーティションの作成

次にSwapパーティションを作ります。これも空きパーティションを選び作ります。 サイズは表示されているサイズをそのまま使います(ENTERを押すだけ)。

パーティションが出来たら、そのパーティションがSwap用であることを示す必要があります。 上下キーで今作ったパーティションを選んで、左右キーで[ Type ]を選択すると、 画面にずらずらと数字が出てきますが気にせず「ENTER」を一回押します。 次の画面で、数字を入力することができるので、「82」になっていることを確認してもう一度「ENTER」を押します。

swap

パーティション情報の書き込み

パーティションが出来たら、左右キーで[Write]を選んで確定します。確定する前に、

   Name         Flags        Part Type  FS type        [Label]      Size (MB)
-------------------------------------------------------------------------------
   hda1         Boot         Primary    Linux                       29709.65
   hda2                      Primary    Linux swap                   1019.94

となっていることを確認しましょう(Sizeの部分は人それぞれ)。[Write]を選択すると、

Are you sure you want write the partition table to disk? (yes or no):

ときかれるので「yes」と入力しましょう。

画面が元に戻ったら、[ Quit ]を選択してパーティション作成画面を抜けます。

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