このページでは、coLinuxが使用するディスクイメージを準備します。
ディスクイメージとはcoLinux用のファイルで、 coLinuxからはハードディスクとしてアクセスできます。
ディスクイメージの準備
ここでは、 coLinuxに必要なルートディスクとスワップディスクの準備をします。
coLinuxを利用するには最低限この2つのディスクイメージが必要です。
ルートディスクの準備
ルートディスクはインストーラでダウンロードした Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb.bz2を使います。
このファイルはcoLinuxをインストールしたフォルダ(c:/coLinux)にあります。これはCygwin上で展開する場合には次のようの行います。
$ cd /cygdrive/c/coLinux $ bzip2 -d Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb.bz2
結構時間かかりますが、1GBのファイルができればOKです。
$ ls -l Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb -rwx------+ 1 admins none 1072693248 Jul 15 16:44 Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb
このファイルは名前が長いのでroot.imgに改名しておきましょう。
$ mv Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb root.img
Lhaplus等をインストールしている方は ダブルクリックで解凍できると思います。 c:/coLinuxにコピーして名前をroot.imgに変えておきましょう。
スワップディスクの準備
スワップファイルは用意されていないので自力で作ります。 本当はなくても動くのですが、 メモリを消費するソフトを動かせるように準備しておきます。
サイズは128MB~512MBぐらいです。 目安としてはcoLinuxに割り当てるメモリ(これは後ほど設定します)の 2倍ぐらいです。
以下に、512MBのスワップディスクイメージ(swap.img)を作る例を示します。
$ cd /cygdrive/c/coLinux $ dd if=/dev/zero of=swap.img bs=1M count=512
512MBのファイルができればOKです。
$ ls -l swap.img -rw-r--r-- 1 Administ なし 536870912 Apr 4 22:15 swap.img
cygwinをインストールしていない場合は makedummy.exeを使います。 makedummy.exeをc:coLinuxにコピーして、 コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します。
c:>cd c:coLinux c:coLinux>makedummy -f swap.img -s 512M -m 0 Create "C:coLinuxswap.img" <size: 512MB> c:coLinux>dir swap.img ... C:coLinux のディレクトリ 05/12/17 23:07 536,870,912 swap.img 1 個のファイル 536,870,912 バイト ...
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