前回はパナソニックに体組成バランス計に対応するパナソニックのクラウドサービスを紹介しました。
だいぶ間があいてしまいましたが、1ヶ月間ほどの使用感をまとめてPanasonic EW-FA43の紹介を終わりにしたいと思います。
良い点
やはり何もしなくても体重を計るだけ(乗るだけ)で記録してくれるというのはとても便利です。
30回分は本体に記録しておいてくれるので、毎回スマホに測定結果を転送する必要もありません。これまで体重は図るものの記録し忘れてしまうことが多かっただけに、Panasonic EW-FA43のこの機能は非常に助かります。
いまのところ旅行等で外泊していたとき以外は毎日に測定できています。
次の良いと点としては、NFCによる簡単な通信です。タッチするだけ転送しますのでお手軽なことこの上ないです。買う前は、いちいちスマホのNFC機能をONにする必要があるかも、と思っていたのですが、実際にはスマホのNFC機能はOFFのままで通信できます。
通信速度も通信感度も十分なため、スマホとPanasonic EW-FA43の両方が通信モードであれば、タッチするだけで一瞬でデータの転送が完了します。
悪い点
実は悪い点(改善すべき点)は結構あったりします。
初期設定の煩雑さ
なんといっても初期設定のわずらわしさには閉口させられました。下記で紹介した手順を見てもらえばわかると思います。
本体とスマホアプリだけを利用するユーザ(クラウドサービスを利用しないユーザ)だったら、スマホアプリをインストールして年齢・体重等のデータを入力後にタッチするだけで初期設定を完了して欲しいものです。
最初の1回だけ行えばよいことですが、初期設定につまずいた人もいたのではないでしょうか?
NFC通信するまでの手順
ちょっと残念なのは測定したデータをスマホに転送する際の手順です。これがウリの体組成計なのですが、微妙に手順が面倒だったりします。
体組成計が電源OFFの状態から、測定データをスマホに転送する手順は次のようになります。
- スマホで「Panasonic Smart App」を起動(これがちょっと待たされる)
- スマホの「Panasonic Smart App」で、左下の「タッチ」を選ぶ
- 体組成計の電源をONにする(「ON/OFFボタン」を押す)
- 体組成計の「通信ボタン」を3秒間長押しして、体組成計を通信モードにする
- スマホを体組成計の通信エリアにタッチする
これらのステップのうち「1,2」と「4」が面倒だったりします。
理想としては、「体組成計の電源をONにしてスマホを体組成計の通信エリアにタッチするだけでデータ転送」となって欲しいものです。いちいちアプリを起動したり、体組成計を通信モードに入れたりするのは意外と面倒だったりします。
クラウドサービスの連携の悪さ
これは前回に紹介したものです。
パナソニックは測定した体重などを使ったクラウドサービスを用意していますが、スマホ経由で転送された測定データが活用できないというのはがっかりです。
まとめ
今回はパナソニックの体組成計EW-FA43を1ヶ月間程度使用した使用感を紹介しました。
いくつか手順が面倒なところが残っていますが、これまで忘れがちだった記録がちゃんとできているので購入した価値はあったと思っています。
レコーディングダイエットを始めてみようという方にはお勧めの商品です。
次回はスマートフォンの話題に戻ってAQUOS PHONE ZETA SH-02Eのディスプレイの不具合について紹介したいと思います。
コメント
中々詳しくレビュー頂きありがとうございました。
2016年8月現在この機種が最新型というのはビックリです。
スマート家電あまり普及していないのか?
もしかしたらこの機種の機能が優れていて次期開発が出来ない?
ま、
2016年春からダイエットに目覚めた中年男(定年前の初老人)が
記録ダイエットに挑むに当たって購入しました。
私も
タニタ インナースキャンデュアル RD-904
オムロン カラダスキャン HBF-253W
Withings Smart Body Analyzer WS-50
それと
パナソニック EW-FA43
を比較検討して本機と決定しました。
コメントありがとうございます!
ずいぶん古い記事ですが参考になったとしたらうれしいです。
実は私はこのPanaの体重計は
・NFCタッチが意外と面倒
・Panasonicのアカウントがすぐに再ログインが必要になる
ということで、使うのをやめてしまいました。
今は中華体重計を入手してそれを使っています。この中華体重計についてもいずれはレビューできればと思います。