前回は自動車内での充電について紹介しました。
今回は充電つながり(?)ということで、先日の旅行中に活用した、Nexus7の意外な使い道について紹介したいと思います。
モバイルバッテリーとは?
モバイルバッテリーとはスマートフォンなどを外出先で充電するための充電池です。多くはUSBポートを備えていて、スマートフォンとmicroUSBケーブルで接続することにより、スマートフォンを充電することができます。
スマートフォンのバッテリーが持たないことが多いので、使っている人も多くいると思います。
実際、私もスマートフォンとしてAQUOS PHONE SH-12Cを利用しているのですが、1600mAhの大容量電池パックをつけているにもかかわらず、バッテリ消費に悩まされており、モバイルバッテリーの必要性を感じることもたびたびあります。
しかし、あまり持ち物を増やしたくないもの事実。そこでNexus7の出番です。
Nexus7の活用
発想は単純です。
Nexus7の仕様によればNexus7のバッテリ容量は4325mAhもあります。Nexus7のバッテリからスマートフォンを充電できればモバイルバッテリーの代わりになるのではないか?と考えたわけです。
容量だけ見ればAQUOS PHONE SH-12Cのバッテリを2回満充電できることになります(AQUOS PHONE SH-12Cの純正バッテリだと1240mhAなので3回以上になります)。
用意するものは下記の2点です。
- microUSBのOTGケーブル
- 充電専用microUSBケーブル (私が試したところ、データ通信用のmicroUSBケーブルではダメでした)
必要に応じてUSB延長ケーブルも用意したほうが良いかもしれません。
接続としては1のmicroUSBのOTGケーブルをNexus7に接続し、さらにそこから2のmicroUSBケーブルを使ってスマートフォンと接続します。
実際にはこんな感じになります。
分かりにくいですが左側のAQUOS PHONE SH-12Cの赤色LEDが点灯して充電されていることが分かります。
充電の状況
まずはAQUOS PHONE SH-12C側のバッテリの状況です。いつもと同じようにBattery Mixというソフトを使って記録してみました。
約3時間でバッテリーが50%回復しました。バッテリー容量は1600mAhなので計算上は800mAh充電されたことになります(実際にはバッテリーがヘタっているので、満容量は1600mAh以下になってると思います)。
次にNexus7の状況を見てみます。
中央あたりの右下がりになっている部分が充電中の部分です。
こちらは充電期間中に27%ほどバッテリーが減りました。バッテリー容量が4325mAhなので計算上は1168mhAほど放電したことになります。
AQUOS PHONE SH-12C側で増えた量とは差がありますが、これは充電期間中にNexus7自身が消費した分や、熱などにロスしてしまった分だと思います。
まとめ
今回はNexus7をモバイルバッテリー代わりにしてスマートフォンを充電してみました。
充電速度もそこそこ速く、これなら十分実用になります。
しかし、バッテリーは消耗品です。充電・放電を繰り返していると徐々に性能が低下していきます。Nexus7のバッテリーは交換不可能なので、あまり充放電したくないのも事実です。
Nexus7をモバイルバッテリー代わりに使うのは、あくまでも非常用としたほうが良いでしょう。
バッテリーネタは今回でいったん終わりにして、次回はNexus7の日本発売と同時に発表されたGoogle Playプレイブックスについて紹介したいと思います。
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