前回はミンスクのvelcomのお店でプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードを紹介しておきます。
前回紹介したように価格は30000ルーブルで1GBのデータ通信がついているプリペイドSIMカードを購入しました。
SIMカードのサイズは通常・マイクロの両方に対応したタイプです。ナノSIMを売っているかどうかは聞きませんでした。
アクティベーション
アクティベーションはSIMカードの台紙に書かれているように「*125#」に発信することで行います。特に音声ガイダンスを聞いたり、何かを入力する必要がないので大変簡単です。
「*125#」に発信すると画面にベラルーシ語でメッセージが表示されてアクティベーション完了です。
ただ、私のスマホAQUOS PHONE ZETA SH-02Eの場合は文字化けしてしまい何が何だかわかりませんでした(文字化けしなくてもわかりませんが・・・)。
アクティベーションに成功するとミンスクではおそらく3Gの電波をつかむと思います。
もし電波をつかまない場合は、「設定」→「モバイルネットワーク」→「通信事業者」が「自動的に選択」になっているかどうかを確認するとよいでしょう。
また、ミンスク以外に行く場合は3GではなくGSMの可能性もあるので、「設定」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークモード」でGSMが含むような設定にしておきます。
データ通信の設定
今回購入したプリペイドSIMカードは最初から1GBのデータ通信量が付属していますので、すぐにデータ通信の設定を行って大丈夫です。
「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を開き、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。そして次のように設定します。
名前 | velcom (なんでもよい) |
---|---|
APN | wap.privet.by |
ユーザ名 | privet |
パスワード | privet |
このAPNを選択するとデータ通信ができるになるはずです。
ただし、私のスマホAQUOS PHONE ZETA SH-02Eの場合は、ベラルーシのSIMをベラルーシで使っているにもかかわらず、なぜかローミング状態と誤認してしまいます。
この場合は「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」をオンにします。これでデータ通信ができるようになるはずです。
もちろん、この状態のまま日本のSIMカードに差し替えると、データローミング料金を取られてしまうので、velcomのSIMを外したらこの設定も無効にするのを忘れないようにしておきます。
まとめ
今回はベラルーシのvelcomのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介しました。
アクティベーションは「*125#」に電話するだけと大変簡単なものなので、プリペイドSIMカードに慣れていない方も問題なくできるものと思います。
次回はvelcomのプリペイドSIMカードのステータス確認方法などを紹介します。
コメント
AQUOS PHONE ZETA SH-02E のSIMロック解除され、各国でプリペイドSIMをご利用されているとのことで近く海外でも使用したいと思い、私も同じ機種をドコモのショップでSIMロック解除してもらい、確かに「*#*#4669#*#*」をみましても、解除の確認できております。しかし、ためしにYモバイルのSIMカードで、APNを設定してもうまく保存できず、もとのドコモのSIMカードでやりますと、新規を入力しますと、自動的に、MCC400 MNC10がはいり、MNCを20に変更しますと保存できません。また、新規のSIMでは、やはりMCC、MNCを背設定しなかったり、440、10と入力しないと保存できないのですが、海外のSIMで設定の際、MCCおよびMNCは未記入で保存できているのでしょうか。
コメントありがとうございます!
私はこれまで多くのプリペイドSIMカードを使ってきましたが、MCCとMNCを手動で入力したことはありません。行うのはAPNとユーザ名・パスワードの入力だけです。
APN・ユーザ名・パスワードだけ入力(その他は変更しない)して保存するとどうなるでしょうか?
なお、私はSH-02EでYモバイルのSIMを使ったことがありません。
SH-02Eはドコモ以外のLTEはつかないと思うので、3Gで使うことになると思いますが、周波数が気になります。