中華タブレットTeclast X98 Plus IIで遊ぶ その7: マウスとキーボードを使う

キーボードとマウス 中華Windowsタブレット
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前回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIでベンチマークソフトを動かしてみました。

Teclast X98 Plus IIの特徴は2048×1536の高解像度ディスプレイ(いわゆるRetinaディスプレイ)なのですが、この解像度をフルに活かすためにディスプレイの表示倍率を100%にすると、表示が細かすぎてタッチ操作が非常にしにくいという問題があります。

そのため、デフォルトではディスプレイの拡大率を200%としてタッチしやすくなっているのですが、この拡大率ではディスプレイに表示される情報が減ってしまいます。

そこで今回はマウスとキーボードを増設して高解像度でも使いやすくしたいと思います。

今回使用しているTeclast X98 Plus IIは海外通販サイトGearBestから提供していただきました。

私が使用したTeclast X98 Plus IIは販売終了となっています。Teclast社の10インチクラスで高解像度ディスプレイを備えた機種だと、いまはTeclast T10がお勧めです。

Teclast T10はGearBestで209.99ドルで販売しています。

GearBestで購入に挑戦しようという方は下記を参照してみてください。

海外通販ガイド: GearBestでの買い方を紹介!
中国の通販サイトであるGearBestの使い方について紹介します。 GearBestは日本語対応サイトも充実し、日本直送の配送方式(Priority Line)を選択できるなど、海外通販に慣れていない方でも注文することができます。コンビニ決済もできるようになったのもうれしいところです。ブレットやスマホをなどのガジェットを安く入手したい場合は有力な選択肢となるでしょう。
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マウスの接続

Teclast X98 Plus IIにはmicroUSB端子があり、さらにOTGケーブル(USBホストケーブル)付属するのでそれを使えばUSBマウスを接続することができます。

特にドライバをインストールする必要はありません。手元の安物のUSBマウスをつなげたところ普通に使うことができました。

マウスポインタの動きも軽快で使い勝手としては快適です。しかし・・・かなり不格好です。

USBマウスを接続した状態

はやりタブレットで使うのならばBluetoothマウスを用意したいところです。

今回はBluetoothマウスでも安い部類に入るELECOMの3ボタンマウスを購入しました。私が購入したときは1350円程度でした。

BluetoothマウスをTeclast X98 Plus IIに接続するためにはまずアクションセンターでBluetoothをONにする必要があります。

アクションセンター

これでタスクトレイ(通知エリア)にBluetoothのアイコンが表示されるので、それを選択して「Bluetoothデバイスの追加」を選択します

Bluetoothデバイスの追加

これでBluetoothデバイスの管理画面が出るので、Bluetoothの電源を入れてペアリングボタンを押すとBluetoothマウスが見つかるはずです。

発見したBluetoothマウス

あとはこのマウスを選んでペアリングボタンを選択します。

マウスとのペアリングの開始

しばらく待つと「接続済み」になるのでこれで完了です。

マウスとのペアリングの完了

デバイスマネージャの画面でも「Bluetooth Optical Mouse」として認識されています。

デバイスマネージャ

これで普通にマウスを使用できるようになります。ただ、Bluetoothマウスの処理は、USBマウスより重いせいか、あるいは、Wi-Fiと干渉するせいか、時々反応が悪くなることもあります。

うまくタッチ操作と使い分ける必要がありそうです。

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キーボードの接続

キーボードもUSBで接続することができます。もちろんUSBハブを使えばマウスとキーボードを同時使うことができます。

下記の写真ではエレコムのUSBキーボードを接続しています。

このキーボードはキーのサイズがフルサイズで、キー配列も標準的で大変入力しやすいものなのですが・・・どう考えてもこの環境を持ち歩く気にはなりません。

USBマウスとUSBキーボードを接続した状態

やはりキーボードについてもBluetooth接続のものを使うのが無難です。

持ち運びを考えて、コンパクトで格安なBluetoothキーボードを購入しようとすると、海外製品をそのまま流用しているばあいもあります。日本語対応と書かれていても、キーが省略されていたり(リターンキーの周辺をチェックしてみることをお勧めします)して、デスクトップの日本語キーボードになれている方には使いにくいことがあります。

そこで私は数年前に購入した通称ケモンキーボードを使っています。このキーボードは以前Nexus7にキーボードを接続するときに買ったものです。

Nexus7で遊ぶ! その15: Bluetoothキーボード
今回はNexus7用のBluetoothキーボードとしてポケモンキーボードを購入して試してみます。 作りもしっかりしており2000円以下という価格は魅力的です。持ち運びの容易さは折りたたみ式にはかないませんが、お買い得だと思います。

このポケモンキーボードはキー配列も標準的なもので、カーソルキーも独立しておりなかなか使いやすいのでお勧めです。以前は2000円以下で購入できたのですが、在庫がないためか最近は値段が上がっているようです。

いまさかうとしたらサンワサプライの下記の製品でしょうか。

ペアリングの開始の仕方はマウスの場合と同様です。キーボード側のペアリング開始操作はキーボードにより異なります。ポケモンキーボードの場合は、Fnキーを押しながら電源をONにします。Fnキーは電源をONにしたあとも1秒以上押し続けるようにします。

キーボードが見つかったら選択します。

発見したキーボード

ペアリングボタンが出てきたら選択します。

キーボードとのペアリング

するとTeclast X98 Plus IIの画面に次のような表示が出ます。この画面に表示された数値8桁をキーボード側で入力してリターンキーを押すとペアリング完了です。

ペアリングのパスコード

これで接続完了です。

a

試してみたところ、当然ですがごく普通に文字を入力することができました。文章を打つ時にはやはりキーボードがあったほうが便利です。

ただポケモンキーボードはゲーム向けということで、「変換キー」と「無変換キー」がないのがちょっと不便なところです。

接続結果

Teclast X98 Plus IIにポケモンキーボードとエレコムのBluetoothマウスを組み合わせると次のようになります。

Bluetoothマウスとキーボードを接続した状態

USBのマウスとキーボードを接続した場合に比べ、ずっとすっきりしていることがわかると思います。ただマウスはもう少し小さいサイズのマウスを探してもよかったかもしれません。

ちなみにこの写真ではタブレットのケースをスタンド状にしてタブレットを立たせています。Teclast X98 Plus IIが大きいのでケースをスタンドにすると少々不安定です。旅行中などに一時的に使う程度になら何とかなると思います。

Teclast X90 Plus IIは既に販売中止となっています。

Teclast社の10インチクラスで高解像度ディスプレイを備えた機種としては、Teclast T10・Teclast T20・Teclast M20があります。

Teclast T20とTeclast M20はLTEに対応しています。

Teclast T10 - 10.1インチ / 4GB RAM / 64GB ROM
2019/03/02時点での最安値はBanggoodの179.99ドル! 次点はGeekBuyingの192.99ドル!
Teclast T20 - 10.1インチ / 4GB RAM / 64GB ROM
2019/03/02時点での最安値はGeekBuyingの219.99ドル! 次点はGearBestとBanggoodが229.99ドルで並びます。
Teclast M20 - 10.1インチ / 4GB RAM / 64GB ROM
2019/03/02時点での最安値はBanggoodの169.99ドル! 次点はGeekBuyingの174.99ドル!
Teclast M20 - 10.1インチ / 3GB RAM / 32GB ROM
2019/03/02時点での最安値はBanggoodの147.99ドル! 次点はGeekBuyingの152.99ドル!

まとめ

今回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIにマウスとキーボードを接続しました。

中華タブレットといってもWindowsが動いているのでBluetoothの使い方自体は特に迷うことはありません。やはり操作性はキーボード・マウスがあったほうが上がるので、文章の入力をしたいときにはキーボード・マウスをつなげた方がよいでしょう。

次回はTeclast X98 Plus IIのローカルアカウントをMicrosoftアカウントに結び付けたいと思います。

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